高校卒業直前。みんな、将来の夢に向かって走り始めようとしていた。
プロ野球選手になりたい者。医者になりたい者。リッチになりたいもの。
好きな人のお嫁さんになりたい者…
　そんな夢を抱く彼らの前に、ひとりの人物が現れる。その人は「未来から来た」という。
しかも、みんなの将来をすべて知っているというのだ。将来、自分の夢は叶っているのか。
いないのか。知りたいような、知りたくないような、でもやっぱり知りたいみんな。
そして自分の将来を知らされたとき、彼らは…

　アトリエグループが贈る、可笑しくも切ない、SFコメディー。